白鷺

吐き出して 横切る残像
「侵略されたくない」
浅はかな虚勢をにじってくれ

寂しさ一度だけ
試して近付いた
もう戻れない

白々しい
お前は知っているんだろう
仰いだら此処にいる ほら

爬虫のような視線 遮って
「侵略されたくない」
たゆまぬ腕が欲しいのだ

虚しさざわめいて
待ってて嘘吐いた
もう戻れない

見破って
お前は知っているんだろう
翻したら此処にいる ほら

気付いたら
背中合わせの距離
もし全てを許すなら
「一人で良い」
もう判っているんだろう?
ただお前を待つ白鷺